ニューヨークの治安は悪い?ブルックリン・ハーレムの危険性や注意点も紹介

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ニューヨークへの旅行を計画していると、気になるのが治安のことですよね。映画やドラマの影響もあって、「危ない街」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

実際のところ、ニューヨークの治安は以前と比べて大きく改善されています。とはいえ、やはり日本とは違う注意点があるのも事実です。この記事では、ニューヨーク全体の治安状況から、ブルックリンやハーレムといった特定エリアの安全性、そして滞在中に気をつけたいポイントまで詳しく紹介します。

目次

ニューヨークの治安は本当に悪いのか?

ニューヨークと聞くと、どうしても「危険な街」というイメージが先行してしまいますよね。けれど実際に訪れた人の多くは、想像していたよりもずっと安全だったと感じています。それでは、データや実感を交えながら見ていきましょう。

1. 統計で見るニューヨークの犯罪率

ニューヨーク市警察の発表によると、2024年の犯罪発生率は1990年代と比べて約70%も減少しています。特に殺人や強盗といった凶悪犯罪は大幅に減っているんですよね。

1990年代のニューヨークは確かに治安が悪い時期でした。けれど、その後の徹底した治安対策により、今では全米の主要都市の中でも比較的安全な部類に入ります。観光エリアでは警察のパトロールも頻繁に行われているので、昼間であれば安心して歩けるでしょう。

ただし、犯罪がゼロというわけではありません。軽犯罪、特にスリや置き引きは観光客を狙って今でも発生しています。油断は禁物ですよね。

2. 日本と比較するとどうなのか

正直なところ、日本と比べてしまうと治安面では劣ります。日本は世界的に見ても極めて安全な国ですから、同じ感覚で過ごすのは危険です。

たとえば、日本ではカフェで席を確保するために荷物を置いたまま離れることがありますよね。ニューヨークでこれをやると、高確率で荷物がなくなります。貴重品を入れたバッグを背負ったまま地下鉄で居眠りするのも避けたほうがいいでしょう。

とはいえ、基本的な注意を払っていれば大きなトラブルに巻き込まれる可能性は低いです。ロンドンやパリなど他のヨーロッパの大都市と同程度の警戒心を持っていれば問題ありません。

3. 観光客が体感する治安の実際

観光客が主に訪れるマンハッタンのミッドタウンやロウアーマンハッタンは、比較的安全に感じられるエリアです。タイムズスクエア周辺は人通りも多く、夜でも明るいので歩きやすいですよね。

ただ、人混みが多い場所ほどスリには要注意です。特に地下鉄の駅やタイムズスクエアのような観光地では、バッグのチャックを開けられたり、ポケットから財布を抜き取られたりする被害が報告されています。

また、夜間の一人歩きはエリアを選ぶ必要があります。メインストリートなら大丈夫でも、一本裏道に入ると急に雰囲気が変わることもあるんですよね。現地の人でも避けるような暗い路地には近づかないことが大切です。

ブルックリンの治安と危険性

ブルックリンは近年、アートやグルメの街として人気が高まっています。けれど一方で、「治安が心配」という声も少なくありません。実際のところはどうなのでしょうか。

1. ブルックリンで気をつけるべきエリア

ブルックリンは広いエリアで、場所によって治安の状態が大きく異なります。特に注意が必要なのは、ブラウンズビルやイーストニューヨークといった東部のエリアです。これらの地域は犯罪率が高く、観光で訪れる理由もほとんどないでしょう。

ベッドフォード・スタイベサントも、かつては治安が悪いことで知られていました。最近は改善されつつあるものの、夜間の一人歩きは避けたほうが無難です。地元の人でも「夜は気をつけて」と言うエリアですから、観光客ならなおさらですよね。

また、ブルックリンの南部、特にコニーアイランド周辺も日が暮れてからは人気が少なくなります。昼間のビーチは賑やかで楽しいのですが、夜は別の顔を見せるので注意が必要です。

2. ウィリアムズバーグなど安全なエリアはどこか

一方で、観光客に人気のウィリアムズバーグやダンボは比較的安全に過ごせるエリアです。おしゃれなカフェやレストラン、ブティックが立ち並び、週末は多くの人で賑わっています。

ウィリアムズバーグは特に若者やアーティストが多く住む地域で、夜でもある程度の人通りがあります。ベッドフォード・アベニュー沿いなら、夕食後に散歩しても問題ないでしょう。ただし、大通りから離れた住宅街は暗くなるので避けたほうが安心です。

ダンボ地区はブルックリン・ブリッジのたもとに位置し、観光スポットとして整備されています。マンハッタンの景色を一望できるフォトスポットとして人気で、日中は多くの観光客で賑わっていますよね。このエリアも比較的治安が良く、安心して観光できます。

エリア名治安の状態おすすめ度
ウィリアムズバーグ良好⭐⭐⭐⭐⭐
ダンボ良好⭐⭐⭐⭐⭐
パークスロープ良好⭐⭐⭐⭐
ブッシュウィック普通⭐⭐⭐
ブラウンズビル注意が必要

3. ブルックリンを夜に歩く際の注意点

ブルックリンでの夜間外出は、エリア選びが何より重要です。前述のウィリアムズバーグやダンボなら夜8時くらいまでは問題ありませんが、それ以降は人通りも減ってきます。

夜遅くまで外出する場合は、できるだけ大通りを歩くようにしましょう。住宅街の細い道は街灯が少なく、人気もないため避けたほうが安全です。また、一人での移動はリスクが高まるので、複数人で行動するか、配車アプリを利用するのがおすすめですよね。

地下鉄の駅も、夜間は注意が必要です。特にホームで電車を待っている間は周囲に気を配り、貴重品はバッグの奥にしまっておきましょう。深夜の移動なら、多少お金がかかってもUberやLyftを使うほうが安心できます。

ハーレムは危険なのか?観光時の注意点

ハーレムと聞くと、「危ない場所」というイメージを持つ方も多いかもしれません。確かに以前はそういう面もありましたが、現在はどうなのでしょうか。

1. ハーレムの治安は改善されているのか

結論から言うと、ハーレムの治安は大きく改善されています。2000年代以降、再開発が進み、新しいレストランやカフェ、住宅が次々とオープンしました。それに伴って犯罪率も低下し、以前ほど危険なエリアではなくなっています。

特にセントラル・ハーレムの125丁目周辺は、観光客も安心して歩けるエリアになりました。有名なアポロ・シアターやレッド・ルースター(人気のソウルフードレストラン)があり、昼間は多くの人で賑わっていますよね。

ただし、ハーレム全体が均一に安全になったわけではありません。東ハーレムや北部の一部エリアは、まだ治安が不安定な場所も残っています。訪れる際は、事前に行き先をしっかり調べておくことが大切です。

2. 125丁目周辺など観光スポットの安全性

125丁目(通称ワン・トゥ・ファイブ)は、ハーレムのメインストリートとして知られています。アポロ・シアターでのアマチュアナイトや、周辺のジャズクラブでのライブは、ニューヨーク観光の目玉の一つですよね。

このエリアは昼間なら問題なく観光できます。ストリートには警察官の姿も見られますし、観光客向けのお店も増えています。ただ、夜のライブやイベントに参加する場合は、帰りの交通手段を事前に確保しておきましょう。

アポロ・シアター周辺のおすすめスポット:

  • シルビアズ・レストラン:ハーレムを代表するソウルフードの老舗
  • レッド・ルースター:シェフのマーカス・サミュエルソンが手がける人気店
  • ハーレム・マーケット:地元のアートやクラフト作品が並ぶ市場

夜のイベント後は、地下鉄よりも配車サービスを利用するのが安全です。特に女性の一人旅では、夜間の地下鉄利用は避けたほうがいいでしょう。

3. ハーレムで避けるべき時間帯とエリア

ハーレムでも、深夜から早朝にかけての時間帯は避けるべきです。特に午後11時以降は人通りも減り、雰囲気が変わります。イベントが夜遅くまで続く場合でも、終了後はすぐに移動するのが賢明ですよね。

エリアとしては、東ハーレム(スパニッシュ・ハーレム)は観光で訪れる理由もほとんどありませんし、治安面でもおすすめできません。また、ハーレム川沿いの公園エリアも、夜間は人気がなくなるので近づかないほうが安全です。

観光の際は、主要な通りから外れないことが大切です。好奇心で住宅街の路地に入り込むと、思わぬトラブルに遭遇する可能性もあります。観光スポット間の移動は、できるだけメインストリートを通るルートを選びましょう。

ニューヨークで危険なエリアと安全なエリア

ニューヨークは広大な都市で、エリアによって治安の状態が大きく異なります。安全に観光を楽しむためには、どこが安全でどこが危険なのかを把握しておくことが重要ですよね。

1. 避けたほうがよいエリアはどこか

ニューヨークで観光客が避けるべきエリアは、主にブロンクスの南部とブルックリンの東部です。ブロンクスのサウス・ブロンクスは犯罪率が高く、観光スポットもほとんどありません。ヤンキー・スタジアム以外で訪れる理由はないでしょう。

ブルックリンでは、前述のブラウンズビルやイーストニューヨークが要注意エリアです。また、クイーンズのジャマイカやファーロッカウェイも、観光で行く場所ではありません。これらのエリアは地元の人でも夜間の外出を控えるほどですから、観光客はなおさら近づかないほうが安全です。

マンハッタン内でも、アッパー・マンハッタンの一部やハーレムの北端は注意が必要です。観光ガイドに載っているスポット以外は、無理に探索しないほうがいいでしょう。

2. 観光客におすすめの安全なエリア

観光客が安心して過ごせるのは、マンハッタンのミッドタウン、アッパー・ウエスト・サイド、アッパー・イースト・サイド、そしてロウアー・マンハッタンです。これらのエリアは観光スポットも多く、警察のパトロールも頻繁に行われています。

ミッドタウンにはタイムズスクエア、ブロードウェイ、5番街といった見どころが集中していますよね。昼夜を問わず人通りが多く、初めてのニューヨーク観光でも安心して歩けます。ただし、人混みではスリに注意が必要です。

アッパー・ウエスト・サイドは住宅街としても人気のエリアで、落ち着いた雰囲気が魅力です。セントラル・パークの西側に位置し、アメリカ自然史博物館やリンカーン・センターなど文化施設も充実しています。夜の散歩も比較的安全にできるエリアですよね。

エリア特徴治安
ミッドタウン観光の中心地良好(スリ注意)
アッパー・イースト・サイド高級住宅街、美術館多数非常に良好
アッパー・ウエスト・サイド落ち着いた雰囲気良好
チェルシーアートギャラリー、グルメ良好
グリニッジ・ビレッジおしゃれなカフェ、ショップ良好

3. タイムズスクエアやセントラルパークの治安

タイムズスクエアは、ニューヨーク観光の代名詞とも言える場所です。24時間明るく、常に人で賑わっているため、夜でも比較的安全に歩けます。ただし、混雑しているぶんスリや押し売りには注意が必要ですよね。

特にキャラクターの着ぐるみと写真を撮った後、法外なチップを要求されるケースがあります。写真を撮る前に料金を確認するか、関わらないのが無難です。また、バッグは体の前に抱えて、ファスナーはしっかり閉めておきましょう。

セントラル・パークは昼間なら安全に散策できます。ジョギングやピクニックを楽しむ地元の人も多く、のんびりとした時間を過ごせるでしょう。ただし、日が暮れてからの一人歩きは避けたほうがいいです。公園内は街灯が少なく、人気のない場所も多いため、夜間は危険度が増します。

ニューヨーク滞在中に気をつけること

ニューヨークを安全に楽しむためには、いくつかの基本的な注意点を押さえておく必要があります。ここでは、滞在中に特に気をつけたいポイントを紹介します。

1. 地下鉄やバスを利用する際の注意点

ニューヨークの地下鉄は24時間運行していて便利ですが、時間帯によっては注意が必要です。昼間や夕方の通勤時間帯なら比較的安全ですが、深夜や早朝は利用者が減るため、できれば避けたほうがいいでしょう。

地下鉄に乗る際は、できるだけ車両の中央付近に座るのがおすすめです。端の車両は人が少なく、トラブルに巻き込まれやすいんですよね。また、ホームで電車を待つ間は、柱の近くや壁際に立つと死角が減ります。

バスは地下鉄よりも安全性が高いと言われています。地上を走るため周囲の状況が見えやすく、運転手もいるので安心感がありますよね。観光で移動する際は、時間に余裕があればバスを選ぶのも一つの方法です。

地下鉄・バス利用時の注意点:

  • スマートフォンを見ながら歩かない(周囲への注意が散漫になる)
  • 高価な装飾品は身につけない
  • 大きな現金は持ち歩かない
  • 寝ないようにする(特に夜間)

2. スリや置き引きを防ぐ方法

ニューヨークで最も多い犯罪がスリと置き引きです。観光客は荷物が多く、注意が散漫になりがちなので、特に狙われやすいんですよね。

バッグは必ず体の前に抱えるか、斜めがけにして体の前に持ってくるようにしましょう。リュックサックは背負ったままだと後ろから開けられる可能性があるので、混雑した場所では前に抱えるのが安全です。

カフェやレストランで席を確保するために荷物を置いて離れるのは絶対に避けてください。日本では当たり前の行動ですが、ニューヨークでは「盗んでください」と言っているようなものです。トイレに行く際も、貴重品は必ず持っていきましょう。

また、ポケットに財布やスマートフォンを入れるのも危険です。特に後ろポケットは簡単に抜き取られてしまいます。貴重品はバッグの内ポケットなど、取り出しにくい場所に入れておくのが賢明ですよね。

3. 夜間外出時に意識すべきこと

ニューヨークの夜は魅力的ですが、安全に楽しむためにはいくつかのルールを守る必要があります。まず、一人での夜間外出はできるだけ避けましょう。特に女性の一人歩きはリスクが高まります。

夜に外出する際は、人通りの多い大通りを選んで歩くことが大切です。近道だからといって暗い路地を通るのは危険ですよね。少し遠回りになっても、明るくて人が多いルートを選びましょう。

また、お酒を飲む際は飲みすぎに注意してください。酔っていると判断力が鈍り、トラブルに巻き込まれやすくなります。バーやクラブでは、自分の飲み物から目を離さないことも重要です。

夜間の移動には配車サービスが便利です。UberやLyftなら、目的地まで安全に移動できますし、料金も事前にわかるので安心ですよね。深夜の地下鉄利用よりも、多少費用がかかっても配車サービスを使うことをおすすめします。

4. トラブルに巻き込まれたときの対処法

どれだけ注意していても、トラブルに遭遇する可能性はゼロではありません。万が一の際の対処法を知っておくことも大切です。

もし強盗に遭遇した場合は、絶対に抵抗しないでください。命より大切なものはありません。相手の要求に従い、財布やスマートフォンを渡しましょう。その後すぐに警察(911)に通報し、クレジットカード会社にも連絡して利用停止の手続きをします。

パスポートを盗まれた場合は、最寄りの日本領事館に連絡が必要です。ニューヨークには総領事館があるので、営業時間内に訪問するか、緊急時は24時間対応の電話番号に連絡しましょう。

トラブル時の連絡先:

連絡先電話番号用途
緊急通報(警察・消防・救急)911事件・事故全般
在ニューヨーク日本国総領事館+1-212-371-8222パスポート紛失、邦人保護
クレジットカード(VISA)+1-800-847-2911カード紛失・盗難
クレジットカード(Mastercard)+1-800-307-7309カード紛失・盗難

旅行前に海外旅行保険に加入しておくことも重要です。盗難や傷害に対する補償があれば、万が一の際も安心ですよね。

まとめ

ニューヨークの治安は、かつてのイメージほど悪くはありません。統計的にも犯罪率は大幅に減少していて、観光客が訪れる主要エリアは比較的安全に過ごせます。

ただし、日本と同じ感覚で行動するのは危険です。基本的な注意を怠らず、夜間の一人歩きを避ける、貴重品の管理を徹底するといった対策を取ることが大切ですよね。ブルックリンやハーレムも、エリアを選べば十分に楽しめる場所です。

ニューヨークは、食・アート・エンターテインメントなど、あらゆる面で刺激的な都市です。治安面での不安を最小限にして、思い切り旅を楽しんでくださいね。次は、ニューヨークの季節ごとの楽しみ方や、知る人ぞ知る穴場スポットも探してみるといいかもしれません。

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