秋田のローカル線「由利高原鉄道」で列車旅!魅力や撮影ポイントを紹介!

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秋田県を走るローカル線「由利高原鉄道」をご存じでしょうか。

羽後本荘駅から矢島駅までを結ぶこの路線は、鳥海山の雄大な景色と田園風景が楽しめる隠れた名所です。地元の人たちに愛される「おばこ号」に揺られながら、車窓から見える四季折々の風景はまさに絶景ですよね。鉄道ファンだけでなく、のんびりとした旅を楽しみたい方にもおすすめできる路線です。

この記事では、由利高原鉄道の基本情報から撮影スポット、沿線の観光地まで詳しく紹介していきます。

目次

由利高原鉄道とは?秋田が誇るローカル線の基本情報

由利高原鉄道は、秋田県由利本荘市を走る第三セクターのローカル線です。全長23kmという短い距離ですが、その魅力は距離では測れないものがあります。

地元の生活を支える足としてだけでなく、観光路線としても注目を集めているんですよね。

1. 羽後本荘駅から矢島駅を結ぶ23kmの路線

JR羽越本線の羽後本荘駅を起点に、終点の矢島駅までを約45分で結んでいます。

全12駅という小さな路線ですが、その一つひとつに地域の暮らしが息づいています。元々は国鉄矢島線として1985年に開業し、その後第三セクター化されて現在に至るという歴史を持つ路線です。

平日は通勤・通学の足として、休日は観光客を乗せて走る姿が印象的ですよね。

2. 「おばこ号」の愛称で親しまれる車両の特徴

由利高原鉄道の車両は「おばこ号」という愛称で呼ばれています。

秋田弁で「若い娘さん」を意味する「おばこ」から名付けられたそうです。車両は赤と白のツートンカラーが特徴的で、田園風景の中を走る姿はとても絵になります。

車内は2両編成で、ロングシートとクロスシートが配置されています。観光客向けにクロスシート側に座ると、車窓の景色をゆったり楽しめるのでおすすめです。

運転士さんとの距離も近く、アットホームな雰囲気が漂っていますよね。

3. 運行本数と所要時間はどれくらい?

1日の運行本数は平日で12往復、休日で10往復程度です。

ローカル線らしい本数ですが、観光で訪れる場合は事前に時刻表を確認しておくと安心ですよね。羽後本荘駅から矢島駅までの所要時間は約45分です。

料金は全線通しで片道700円とリーズナブルです。1日フリー乗車券も1,500円で販売されていて、途中下車を楽しみたい方にはこちらがお得ですよね。

区間所要時間片道料金
羽後本荘駅~矢島駅(全線)約45分700円
1日フリー乗車券終日有効1,500円

由利高原鉄道の車窓から見える絶景ポイント

由利高原鉄道の最大の魅力は、なんといっても車窓から眺める景色です。

鳥海山を背景にした田園風景は、まるで絵はがきのような美しさがあります。季節ごとに表情を変える沿線の風景は、何度乗っても飽きることがありませんよね。

1. 鳥海山を背景にした田園風景

羽後本荘駅を出発してしばらくすると、左手に雄大な鳥海山が姿を現します。

標高2,236mの鳥海山は「出羽富士」とも呼ばれる美しい山で、その姿は季節によって表情を変えます。春は残雪を抱いた姿、夏は緑に覆われた山容、秋は紅葉、冬は真っ白な雪景色と、どの季節も絶景です。

手前には広がる田園地帯があり、特に稲が実る秋の黄金色の景色は圧巻ですよね。この組み合わせが由利高原鉄道の代名詞とも言える風景になっています。

2. 前郷駅付近の開けた水田地帯

前郷駅から黒沢駅にかけての区間は、特に視界が開けています。

両側に広がる水田と遠くに見える鳥海山という構図は、鉄道写真の撮影スポットとしても人気です。春の田植え時期には水鏡のような景色が広がり、夏は青々とした稲が風に揺れます。

この区間を走るとき、思わず窓に顔を近づけてしまうんですよね。車内アナウンスでも「鳥海山がよく見えます」と案内されるほど、見どころが詰まった区間です。

3. 季節ごとに変わる沿線の表情

由利高原鉄道は四季それぞれに異なる魅力を持っています。

春には桜が咲き誇り、線路脇に植えられた桜並木が車窓を彩ります。夏は緑一色の世界が広がり、秋には黄金色の稲穂と紅葉が美しいコントラストを作ります。

冬の雪景色もまた格別で、真っ白な田園の中を走る赤い車両は絵になりますよね。地元の方によると、雪が降った翌日の晴れた日が一番美しいそうです。

何度訪れても新しい発見があるのが、この路線の魅力かもしれません。

鉄道ファンにおすすめの撮影スポット3選

由利高原鉄道は鉄道写真の撮影地としても知られています。

のどかな田園風景の中を走る姿は、どこを切り取っても絵になりますよね。特に人気の高い撮影スポットを3つ紹介します。

1. 前郷駅~黒沢駅間の田んぼと鳥海山

鉄道ファンの間で最も有名なのが、この区間です。

田んぼの中を一直線に走る線路と、背景にそびえる鳥海山という構図が撮影できます。特に秋の稲刈り前の時期は、黄金色の稲穂と赤い車両のコントラストが美しいんですよね。

撮影するなら午前中の順光がおすすめです。農道からアクセスできますが、農作業の邪魔にならないように注意が必要ですよね。地元の方への配慮を忘れずに撮影しましょう。

2. 曲沢駅付近のカーブ区間

曲沢駅の手前にある緩やかなカーブも人気スポットです。

カーブを曲がる列車の姿は動きが感じられて、写真に躍動感が生まれます。周囲は田園と山々に囲まれていて、背景も申し分ありません。

この場所は比較的アクセスしやすく、駅から徒歩圏内なのも嬉しいポイントです。ただし道幅が狭い場所もあるので、車で訪れる場合は駐車場所に気をつけてくださいね。

3. 矢島駅の終着駅としての風情

終点の矢島駅も撮影スポットとして外せません。

古い木造駅舎が残る矢島駅は、昭和の雰囲気が漂うノスタルジックな場所です。到着した列車と駅舎を一緒に撮影すると、ローカル線らしい情緒ある写真が撮れます。

駅構内には転車台跡なども残されていて、鉄道ファンなら見逃せない要素が詰まっています。待合室も趣があって、列車を待つ時間も楽しめますよね。

途中下車して訪れたい沿線の観光スポット

由利高原鉄道の沿線には、立ち寄りたい観光スポットが点在しています。

列車の本数が限られているからこそ、途中下車してゆっくり散策するのがおすすめです。1日フリー乗車券を使えば、気軽に乗り降りできますよね。

1. 法体の滝で感じる自然の迫力

矢島駅からバスで約30分の場所にある法体の滝は必見です。

日本の滝百選にも選ばれた名瀑で、3段に分かれて流れ落ちる姿は圧巻です。落差は57mもあり、水しぶきを上げて落ちる様子は迫力満点ですよね。

周辺は遊歩道が整備されていて、滝を間近で見ることができます。新緑の季節も美しいですが、紅葉の時期に訪れると色づいた木々と滝のコントラストが素晴らしいです。

矢島駅前から出る路線バスの時刻も事前に確認しておくと安心ですよね。

2. 矢島町の歴史ある街並み散策

矢島駅周辺の街並みも散策する価値があります。

かつて矢島藩の城下町として栄えた歴史があり、今でも古い蔵や商家の建物が残っています。駅から徒歩圏内に点在しているので、のんびり歩いて回れますよね。

地元の方が営む小さな喫茶店や和菓子屋さんもあって、休憩しながら散策するのがおすすめです。矢島駅の待合室に置いてある観光マップを手に取ると、見どころが分かりやすくまとまっています。

3. 道の駅「おがち」で地元グルメを堪能

羽後本荘駅から車で15分ほどの場所にある道の駅「おがち」も立ち寄りたいスポットです。

由利本荘市の特産品や新鮮な野菜が並んでいて、お土産探しにぴったりですよね。レストランでは地元食材を使った料理が味わえます。

特におすすめなのが、由利本荘産の米を使ったおにぎりです。シンプルですが、お米の甘みと旨みがしっかり感じられます。鳥海山の伏流水で育った野菜も新鮮で美味しいですよね。

列車旅の前後に立ち寄って、地元の味を楽しんでみてください。

由利高原鉄道をもっと楽しむ乗車プラン

普通に乗るだけでも十分楽しい由利高原鉄道ですが、特別な企画を利用するとさらに充実した旅になります。

季節ごとにさまざまなイベント列車が運行されていて、地元の魅力を深く知ることができるんですよね。

1. グルメ列車で味わう地元料理

不定期で運行されるグルメ列車は、由利高原鉄道の人気企画です。

車内で地元の食材を使った料理を味わいながら、ゆっくりと景色を楽しめます。お弁当形式のものから、シェフが車内で調理する本格的なコース料理まで、企画によって内容は様々です。

特に秋の収穫時期に行われるグルメ列車は、地元の新米や野菜をふんだんに使った料理が楽しめて人気ですよね。事前予約制なので、公式サイトをこまめにチェックしておくと良いでしょう。

2. 1日フリー乗車券でゆったり往復

時間に余裕があるなら、1日フリー乗車券を使った往復プランがおすすめです。

1,500円で1日中乗り放題なので、気になった駅で自由に降りて散策できます。朝イチの列車で矢島駅まで行き、お昼過ぎまで観光してから戻るというプランが定番ですよね。

途中の駅で降りて写真を撮ったり、次の列車まで駅周辺を散歩したりと、自分のペースで旅を楽しめます。ローカル線らしいのんびりとした時間の流れを感じられるのが魅力です。

乗車券の種類料金利用範囲
片道乗車券700円羽後本荘駅~矢島駅
1日フリー乗車券1,500円全線乗り放題

3. 地元ガイドと巡る特別企画列車

季節限定で地元ガイドが同乗する特別列車も運行されます。

車窓から見える景色の解説や、地域の歴史・文化について話を聞きながら乗車できるんですよね。普通に乗るだけでは分からない、深い情報を知ることができます。

特に春の桜の季節や秋の紅葉シーズンには、見どころを案内してくれる企画が組まれることが多いです。地元の方ならではの視点で紹介してもらえるので、旅の思い出がより豊かになりますよね。

由利高原鉄道へのアクセスと運賃情報

由利高原鉄道を利用する際の基本情報をまとめました。

アクセス方法や運賃を事前に確認しておくと、スムーズに旅を楽しめますよね。

1. 羽後本荘駅までの行き方

由利高原鉄道の起点となる羽後本荘駅へは、JR羽越本線でアクセスします。

秋田駅から羽越本線の普通列車で約1時間、特急列車なら約40分で到着します。新潟方面からは、酒田駅経由で向かうルートもありますよね。

羽後本荘駅は比較的大きな駅で、駅前にはコンビニや飲食店もあります。由利高原鉄道への乗り換えも同じ駅構内なので迷うことはありません。

車で訪れる場合は、駅前に有料駐車場があります。

2. 乗車券の料金と購入方法

乗車券は各駅の窓口または車内で購入できます。

羽後本荘駅には有人窓口がありますが、無人駅から乗車する場合は車内で運転士さんから直接購入する形です。現金のみの取り扱いなので、小銭を用意しておくと便利ですよね。

主な区間の料金は以下の通りです。

区間料金
羽後本荘駅~前郷駅200円
羽後本荘駅~曲沢駅400円
羽後本荘駅~矢島駅700円

3. お得な切符やフリーパスはある?

由利高原鉄道には観光客向けのお得な切符があります。

先ほども紹介した1日フリー乗車券(1,500円)は、2往復以上する予定があるなら断然お得です。途中下車して観光するなら、ぜひ活用したいですよね。

また、不定期で他の観光施設との共通割引券が販売されることもあります。鳥海山麓の温泉施設や道の駅とのセット券などが登場することがあるので、旅行前に公式サイトをチェックしてみてください。

地元の観光案内所でも情報が手に入りますよね。

まとめ

由利高原鉄道は、秋田の豊かな自然と地域の暮らしが感じられる魅力的なローカル線です。

鳥海山を背景にした田園風景は、写真に収めるだけでなく心に残る景色になるはずです。途中下車して沿線の観光スポットを巡れば、より深く地域の魅力に触れられますよね。

次の休日には、ぜひ「おばこ号」に揺られながら、のんびりとした列車旅を楽しんでみてください。季節ごとに違った表情を見せてくれるので、何度訪れても新しい発見があるかもしれません。

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