城崎温泉といえば、七つの外湯めぐりが楽しみの一つですよね。浴衣姿で温泉街を歩く風景は、まさに温泉地ならではの情緒があります。
ただ初めて訪れる方にとって気になるのが、「タオルってどうすればいいの?」という疑問ではないでしょうか。持参すべきなのか、それとも現地で借りられるのか。また外湯めぐりには他にどんな持ち物が必要なのか、事前に知っておくと当日がぐっと快適になります。ここでは城崎温泉の外湯めぐりに役立つタオル事情と持ち物について紹介していきます。
城崎温泉の外湯でタオルは必要なのか
外湯めぐりを計画するとき、まず頭に浮かぶのがタオルの準備ですよね。実は城崎温泉の外湯では、施設によって対応が異なるため、事前に知っておくと安心です。
基本的には持参するのがおすすめですが、状況によっては現地調達も可能です。各外湯の特徴を理解しておくと、より身軽に楽しめるかもしれません。
1. 外湯にタオルの貸し出しサービスはあるのか
城崎温泉の七つの外湯では、タオルの貸し出しサービスは基本的に行っていません。これは少し意外に感じるかもしれませんね。
ただし一部の外湯では、有料でタオルを販売しているケースがあります。価格は200円から300円程度で、記念品として持ち帰ることもできます。とはいえ複数の外湯を巡る予定なら、その都度購入するのはコスト的にも現実的ではありません。
宿泊施設に泊まる場合は、旅館やホテルでタオルを貸してくれることがほとんどです。チェックイン時に確認しておくと、外湯めぐり用のタオルを用意してもらえるでしょう。
2. 持参する場合のタオルの種類と枚数
持参するなら、フェイスタオルサイズが最も使い勝手が良いです。バスタオルだと濡れたときに重くなりますし、かさばってしまいます。
枚数については、最低でも2枚は用意しておきたいところです。1枚は体を拭く用、もう1枚は髪を拭いたり予備として使えます。七つすべての外湯を巡る予定なら、3枚あると安心かもしれません。
速乾性のあるマイクロファイバータオルなら、移動中に乾きやすいという利点もあります。冬場は特に濡れたタオルを持ち歩くと冷たくなるので、乾きやすい素材を選ぶのは賢い選択ですよね。
3. 手ぬぐい一枚で十分という説は本当か
温泉好きの間では「手ぬぐい一枚で十分」という意見もよく聞きます。実際、昔ながらの温泉文化では手ぬぐいが主流でした。
手ぬぐいの良さは、軽くてかさばらず、絞りやすくて乾きやすいこと。浴衣の帯に挟んで持ち運べるので、見た目にも風情があります。体を拭くには少し物足りないかもしれませんが、慣れてしまえば十分という方も多いです。
ただし髪の長い方や、しっかり拭きたい方にとっては、やはりフェイスタオルのほうが使いやすいでしょう。手ぬぐいは補助的に使うのがちょうど良いかもしれませんね。
外湯めぐりに必要な基本の持ち物
タオル以外にも、外湯めぐりをスムーズに楽しむために必要な持ち物があります。忘れ物があると、せっかくの温泉気分が台無しになってしまうこともありますよね。
ここでは必ず持っていきたい基本アイテムを紹介します。準備万端で出かければ、思う存分外湯めぐりを満喫できるはずです。
1. 湯めぐりパスと入浴券の準備
城崎温泉の外湯に入るには、入浴券が必要です。各外湯の入口で毎回購入することもできますが、複数巡る予定なら「外湯めぐり券」が断然お得ですよね。
| チケット種類 | 料金 | 利用可能範囲 |
|---|---|---|
| 外湯めぐり券(1日) | 1,500円 | 七つの外湯すべて |
| 単独入浴券 | 各800円 | 各外湯ごと |
宿泊施設によっては、宿泊者特典として外湯めぐり券が付いている場合もあります。チェックイン時に確認しておくと、余計な出費を抑えられるでしょう。
券は紛失しないよう、浴衣の内ポケットや小さな巾着に入れて持ち歩くのがおすすめです。濡れないように気をつけることも大切ですね。
2. 浴衣と下駄での移動は可能か
城崎温泉街では、浴衣姿で外湯めぐりをするのが定番スタイルです。温泉街の風情を楽しむなら、ぜひ浴衣で歩いてみてください。
宿泊施設では浴衣と帯、下駄を貸してくれるので、自分で用意する必要はありません。ただし下駄に慣れていない方は、最初は少し歩きにくさを感じるかもしれません。
冬場は浴衣だけだと寒いので、羽織や丹前を借りられるか確認しておくと良いでしょう。外湯間の移動は長くても10分程度なので、慣れてしまえば快適に歩けます。夏場は涼しくて最高ですし、秋の夜風も心地よいものですよね。
3. 貴重品を入れるための小さなバッグ
外湯めぐりでは、大きな荷物は持ち歩かないのが基本です。とはいえスマートフォンや財布、部屋の鍵などの貴重品は手元に置いておきたいですよね。
小さな巾着袋やミニバッグがあると便利です。浴衣に合うデザインのものなら、見た目も統一感が出て素敵です。宿泊施設によっては、外湯めぐり用の巾着を用意してくれるところもあります。
外湯の脱衣所にはロッカーがありますが、100円硬貨が必要な場合もあるため、小銭も忘れずに持っていきましょう。戻ってくるタイプのロッカーがほとんどですが、念のため確認しておくと安心です。
外湯めぐりを快適にする便利グッズ
基本の持ち物に加えて、あると便利なグッズもいくつかあります。必須ではありませんが、用意しておくとより快適に外湯めぐりを楽しめるはずです。
特に複数の外湯を巡る場合は、ちょっとした工夫で疲れ方が変わってきます。自分のスタイルに合わせて、必要なものを選んでみてください。
1. 濡れたタオルを入れるビニール袋やポーチ
使用済みのタオルをそのまま巾着に入れると、他の荷物まで濡れてしまいます。ビニール袋があれば、この問題は簡単に解決できますよね。
防水ポーチや小さなジップロックを持っていくと、タオルだけでなく化粧品なども安心して持ち運べます。特に複数の外湯を巡る予定なら、濡れたタオルの管理は意外と重要なポイントです。
コンビニのレジ袋でも代用できますが、見た目を気にするなら和柄の巾着タイプの防水ポーチがおすすめです。城崎温泉のお土産屋さんでも可愛いデザインのものが売られているので、現地調達も良いかもしれません。
2. 髪をまとめるヘアゴムやヘアクリップ
髪の長い方にとって、ヘアゴムは必需品です。温泉に入る際は髪をまとめる必要がありますし、外湯めぐりの移動中も邪魔にならないようにしておきたいですよね。
予備も含めて2〜3個持っていくと安心です。濡れた髪をまとめるときにも使えますし、紛失や破損に備えられます。
ヘアクリップやシュシュなど、使いやすいアイテムを選びましょう。浴衣に合う和風デザインのヘアアクセサリーなら、見た目にも楽しめます。城崎温泉街を歩いているうちに、素敵なアクセサリーに出会えることもあるでしょう。
3. 水分補給用の飲み物とコインケース
温泉に入ると思った以上に汗をかきます。複数の外湯を巡るなら、水分補給は欠かせません。
ペットボトルの水やお茶を持ち歩くのが理想的ですが、荷物になるのが気になる方もいるでしょう。その場合は、外湯の近くに自動販売機があるので、都度購入するのも一つの方法です。
小銭入れやコインケースを別に持っていると、自動販売機やロッカーを使うときにスムーズです。浴衣のポケットからいちいち財布を出すのは面倒ですし、落としてしまうリスクもあります。100円玉を数枚用意しておくと、何かと便利ですよね。
4. 冬場に重宝する羽織ものやストール
冬の城崎温泉は風情がありますが、やはり寒さが気になります。浴衣と羽織だけでは心もとないと感じる方もいるでしょう。
ストールやマフラーがあると、首元を温められて体感温度が全然違います。温泉から出た後は特に体が温まっているので、外気との温度差で風邪を引かないよう注意が必要です。
ただし大きすぎる羽織ものは、脱衣所で邪魔になってしまいます。コンパクトに畳めるものや、巾着に収まるサイズのストールを選ぶのが賢い選択ですね。春や秋の夜も意外と冷えるので、季節を問わず一枚持っていると安心かもしれません。
外湯ごとに異なる設備とアメニティの違い
城崎温泉の七つの外湯は、それぞれ雰囲気や設備が異なります。事前に特徴を知っておくと、より効率的に巡れるでしょう。
アメニティの充実度も外湯によって違うため、自分のスタイルに合わせて持ち物を調整することも大切です。全部同じだと思っていると、いざ入浴するときに困ってしまうかもしれません。
1. シャンプーや石鹸が置いてある外湯はどこか
城崎温泉の外湯には、基本的にシャンプーや石鹸は設置されていません。これは外湯が「湯治」を目的とした施設であり、体を洗う場所というより温泉に浸かることを重視しているからです。
ただし「さとの湯」だけは例外で、シャンプーやボディソープが備え付けられています。さとの湯は比較的新しい施設で、サウナもあるため、しっかり体を洗いたい方にはぴったりですね。
他の外湯を巡る場合は、旅行用の小さなシャンプーセットを持参すると良いでしょう。とはいえ多くの人は、宿泊施設のお風呂でしっかり洗い、外湯では純粋に温泉を楽しむスタイルを取っています。
2. ドライヤーや化粧水などの設備状況
ドライヤーについては、ほとんどの外湯に設置されています。ただし台数が限られているため、混雑時は順番待ちになることもあります。
化粧水や乳液などの基礎化粧品は、基本的に用意されていません。スキンケアが気になる方は、小さなボトルに詰め替えて持参するのがおすすめです。
| 外湯名 | ドライヤー | シャンプー類 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| さとの湯 | あり | あり | サウナも完備 |
| 一の湯 | あり | なし | 洞窟風呂が人気 |
| 御所の湯 | あり | なし | 庭園が美しい |
| まんだら湯 | あり | なし | 商売繁盛の湯 |
| 地蔵湯 | あり | なし | 家内安全の湯 |
| 鴻の湯 | あり | なし | 夫婦円満の湯 |
| 柳湯 | あり | なし | 子授けの湯 |
こうして見ると、さとの湯の設備の充実ぶりが際立ちますよね。外湯めぐりのスタートやゴールとして、さとの湯を選ぶのも良い戦略かもしれません。
3. ロッカーや脱衣所の広さの違い
脱衣所の広さは外湯によってかなり差があります。御所の湯やさとの湯は比較的広々としていますが、柳湯や地蔵湯は小さめの造りです。
ロッカーは100円硬貨が必要なタイプが多く、使用後に戻ってくる仕組みです。ただし小さめの外湯では、ロッカーの数も限られているため、貴重品は最小限にしておくのが無難でしょう。
脱衣所が狭い外湯では、大きな荷物を持ち込むと他の利用者の迷惑になってしまいます。必要最低限のものだけを持っていく心がけが、外湯めぐりのマナーとも言えますね。
外湯めぐりで気をつけたいマナーとコツ
城崎温泉の外湯めぐりには、地元の方も日常的に利用しています。観光客として訪れる際は、基本的なマナーを守ることが大切ですよね。
また効率よく巡るためのコツを知っておくと、限られた時間の中でより多くの外湯を楽しめます。ちょっとした工夫で、満足度は大きく変わるものです。
1. 混雑する時間帯を避けるタイミング
外湯が最も混雑するのは、夕食後の19時から21時頃です。多くの宿泊客が食事を終えて外湯めぐりに繰り出すため、脱衣所も浴槽もかなり賑やかになります。
狙い目は午前中や、夕食前の16時から18時頃。この時間帯なら比較的ゆったりと入浴できるでしょう。早朝の6時頃も地元の方が多い時間帯ですが、観光客は少なめです。
外湯によって定休日が設定されているので、事前にチェックしておくことも忘れずに。せっかく足を運んだのに休みだった、という失敗は避けたいですよね。曜日ごとに休みの外湯が決まっているため、滞在日数が短い場合は計画的に巡る必要があります。
2. 浴衣で歩くときの注意点
浴衣での外出に慣れていない方は、最初は歩きにくさを感じるかもしれません。特に下駄は、普段の靴とは全く違う感覚です。
裾が長すぎると踏んでしまう危険があるので、歩く前に長さを確認しましょう。帯がゆるんでくることもあるため、時々チェックしながら歩くのが安心です。
雨の日は石畳が滑りやすくなるので、特に注意が必要です。急いで歩かず、ゆっくり温泉街の雰囲気を楽しむ心の余裕を持ちたいですね。浴衣姿での散策は、それだけで特別な体験になります。
3. 効率よく七つの外湯をまわる順番
すべての外湯を一日で巡るのは、意外と体力が要ります。距離的には可能ですが、のんびり入浴していると時間が足りなくなることもあるでしょう。
おすすめのルートは、宿泊施設の場所を起点に、近い外湯から順に巡っていく方法です。温泉街は南北に細長い形をしているため、端から端まで一方通行で巡ると戻る必要がありません。
- 温泉街の南側から:さとの湯 → 地蔵湯 → まんだら湯 → 一の湯 → 御所の湯 → 柳湯 → 鴻の湯
- 温泉街の北側から:鴻の湯 → 柳湯 → 御所の湯 → 一の湯 → まんだら湯 → 地蔵湯 → さとの湯
体力や時間に合わせて、三つか四つに絞るのも良い選択です。無理をして全部巡ろうとするより、ゆっくり浸かって温泉の質を味わうほうが満足度は高いかもしれませんね。
まとめ
城崎温泉の外湯めぐりは、持ち物の準備さえ整えば、誰でも気軽に楽しめる体験です。タオルは持参するのが基本ですが、宿泊施設で貸してもらえることも多いため、事前に確認しておくと良いでしょう。
外湯めぐり券や小銭、濡れたタオルを入れる袋など、ちょっとした準備が快適さを左右します。何より大切なのは、のんびりとした気持ちで温泉街を歩くこと。浴衣姿での散策は、日常を忘れさせてくれる特別な時間になるはずです。
城崎温泉には外湯以外にも、美味しい食べ歩きスポットや風情ある街並みがたくさんあります。温泉と合わせて、城崎ならではの魅力をたっぷり味わってみてください。
